“アブストラ(Abstra)” シリーズ
現代と伝統の調和
「Abstra (アブストラ)シリーズ」は、2024年3月にニューヨークのOnishi Galleryで初めて発表された。日本の屏風やヒューエットの「Bushido シリーズ」を視覚的に参照しながら、木製パネルと金箔を用いて、伝統的なテーマを現代的に解釈している。ヒューエットが屏風制作を始めたきっかけは、東京で開催された12世紀の作品展を訪れた事。その屏風は非常に古く、顔料が色あせ、描かれている内容を判別するのが難しいほどであった。残った金箔もひび割れ、下地の和紙が見えていた。
ヒューエットは、それらを単なる古びた作品ではなく抽象画として捉え、そこから得たインスピレーションをもとに「アブストラ・シリーズ」を制作した。
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